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2010年7月20日 (火)

ともかつ。

「とんかつ」ではなく。

最近、外出中に見かけた雑誌の表紙に大きく書かれていました。
「就活」「婚活」に続き「友活」だそうです。
特に若い人は「一番大切なモノは友達」と言いますね。

私が中高生の頃も、仲間外れを嫌い、話題を合わせるためだけに人気のTV番組を観たり同じように制服を着崩したりしてましたし、大人でも似たかよったかなことしてましたので、なんだか打算のニオイもするのですが、やっぱり持つべきものは友達というわけでしょう。あの「徒然草」でも兼好法師が「友とするに良き者…」とか言っているくらいですから。

とは言え、私などは昔から友達の少ない人間で、どうも友達のなり方ってのが良く分からない。なんとなく近くに居てなんとなく遊んでいたら気が合って、と自然に出来るのが友達で、だから、どうやって友達になったっけってのが思い出せないってことが今でもある。

繋がり=社会、というのが人間の世界で、その繋がりがプライベートなものであるほど打算から遠ざかる、同じ共同体的互助でも損得抜きで助け合えるようになると、単なる知り合いから友達に変わるのかもしれないし、まぁ、実際はそんなに重い関係までは求められてないのでしょう。しかし、ひとりひとりに求めるものが小さければ小さいほど、人数は多いほうがいいわけで。
それが敢えて「友活」なんてのを必要とする所以なのかもしれません。

私などは元々天の邪鬼で、イジメラレっ子で、それでも数人いつも遊んでいる子が居たのですが、自身が「友達甲斐のないヤツ」というか、なんせ「自己愛者」で、他人を頼るのも下手で、誰かと一緒じゃないと行動できないなんてのが理解できない人間なので、いつしか友達は居ても行動するのは常に単独、という人間になっていました。
学校の友人は卒業後疎遠だし就職してからは生活時間が合わず遊ぶこともなかったし、仕事仲間と仲良くなっても異動したら同じように疎遠になってしまう。家庭と仕事に追われてると、実際難しいです。私のような付き合い下手でなくても、フルタイム勤務の主婦なんて多かれ少なかれそんなものでしょう。
家事育児から解放され自分の時間が持てるようになっても、歳とともにさらに偏屈さに磨きがかかるので、「嫌なモノからは離れたい」気持ちのほうが強くなり、結果、友達になれるほど一緒にいる時間を他者と過ごすことが負担になってしまいます。
現在、ほぼ一人暮らしなので余計に。

そんなわけで、我儘を言っても聴いて聞き流してくれる人だけが友達として残っているのですが、みな、ネット上の友達ばかり。(オフで逢うこともありますが)
単独行動の一匹狼を気取っていても、所詮いろんな意味で弱いので、彼ら彼女らには相当助けてもらっているのです。話を聴いて聞き流す、それだけで。
何かのときには集まってくれたりもします。
コミケで出展する際の十二国記のゲーム仲間もそうだし、今メインの某メタバースのフレもです。KOCの友達とも正月そうそうカラオケに行ったし。先日も七夕ということでちょっとした集会をメタバの中で催したのですが、ちゃんと顔出ししてくれる。
確かに時間を経るとともに繋がりは薄れます。
ますます偏屈になって付き合う人が減っていきます。

でも、「ともかつ」しなくても、ちゃんと友達って言える人たちが、いつの間にか居る。
リアル友達はほとんど付き合いないので、何かあったときに具体的な行動が必要なときには困るかもしれないけど。
無理に合わせないと付き合えない友達って友達なのかな、と、子どもの頃から思っていて、単独行動、ついてはすっかり「おひとりさま」になってしまいました。
確かに誰かと分かち合った方が、楽しいことは倍、悲しいことは半分になるのです。
まぁ、性分なのでしょうがないですね。
無理に友達を作るんでなく、自分の好きなことに積極的に首を突っ込むことだけ忘れなければ、自然の流れでそこにいる同じ傾向な人と友達になれる、いやむしろなってしまうのだと思うのです。

と、1つ前になんだかヘンテコなタイトルの日記を上げてしまったので、お口直しにw

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コメント

友活・・・勘のいい人なら「次の活」として予想できたであろう、高い「なるほど感」のある言葉ですね。
私は心のどこかで、今、丁度「友活」中のようです。
これまで、少数精鋭主義でも、友達のいない寂しさをあまり感じずにやってこれた数十年だったんですけど。
最近、仕事が不調なこともあって、気を晴らし合えるような友達を欲しています。
まぁ、欲して得られるものではないのはわかっているのですけど。
過去の友達という人々を思い返して見ると、作ろうとして作ったことは無いようで、やっぱり何か同じフィールドで気のあった人と友達になることが多いようです。
先ずは自分のやりたいこと探しから・・・というなんだか遠回りな「友活」のスタートになりそうです、結局。
しゅうさんとは友達になれそうな淡い期待があるのですけど、「同じフィールドで気の合う」という部分が無いので難しそうですね。
強いて言えば、ここ「oggi e sabato」がフィールドということになるのかもしれないので、ここで細々と繋がっていると、太さよりも長さ勝負で友達になるかもしれないですし、イキナリ高気密なフィールドが出現するかもしれないですし。まぁ、淡い期待を持っておきます。
ここに書き込む行動も、これも「友活」なのかもしれないですねw

投稿: めー | 2010年7月21日 (水) 23時00分

イキナリ高密度なフィールドって…w
まぁ細君に乗り込まれるようなことはないだろうけど、ビックリするですよ^^;

「友活」でググると出会い系みたいなところがヒットします。「まずはお友達から」ってヤツみたいです。(笑)

僕的な「友活」を敢えて言うなら、いろんなステージ(フィールドでもいいですけど)に出て行くってことかな。
例えばmmを始めたのもそうだし。アナログゲームする場所も仲間もいなかったのでJGCに行くようになったし。
あ、今度ついにSF大会いくですよ!

オタク系以外の趣味に関しては付き合ってもらえないと諦めてるので、すっかり「おひとりさま」です。

投稿: まりりん(愁) | 2010年7月22日 (木) 19時22分

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