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2010年3月 7日 (日)

ハンドルとペンネームとアイデンティティー

このブログを書いている「まりりん」と言う名は「ハンドルネーム」です。
かつてニフティのパソ通に登録する際、ニフはハンドル推奨だったこともあり、当時加入していた「日本暗号協会」機関誌投稿用の暗号名(コードネーム)「Marilyn」を使おうとして他者と被らないよう「まりLYN」としたのが最初。
以降、ソネットのサービスを利用するときにも使うようになり、そこから自称「ネット人格=まりりん」が誕生したわけです。

さて、もうひとつ。
ブログのサイドバーのリンクにもある「瑞鬼 愁」ですが、これは「ペンネーム(PN)」です。主に漫画・イラストを描くときの名で、散文を書く際にも使うようになったのはコミケに出るようになった極最近です。
何でも形から入る痛い厨房期から幾つもいろんなPNを作ってきました。
「GloriaArtemis」「結城茉莉」「水月まり」ときて、母の持っていた「姓名判断」の本を見ながら決めたのが高校の漫研始めてからしばらくしてだったと思うので高2の時です。
字面と個々の漢字の意味がしっくりときて、以来PNを変えていません。
とは言え、一応でも受験・就職と生来の怠け癖もあり、まっとうに作品を生み続けることもせずにきたのと、就職してから加入した現代詩のサークルでは本名で作品を発表していたこともあり、まれに頼まれて描くイラスト程度しか活躍の場のない名ではありました。(今思えば、そういうときにもMaryと署名することのほうが多かったです。)

この他に友人知人から呼ばれる名があります。
ネットゲーム等のキャラクター名です。
2002年に初めてネットゲームに参加。ネット上のコミュニティが楽しくオフにも参加していたこともあり、キャラ名で交流することが増えました。それが「まよ猫」であり「艸瞑愁(迷迷)」です(他の名もありましたが期間が短かったり、そもそも交流がなかったり)。
この付き合いが未だに続いているので、リアルで会うときもまだ「まよさん」「艸さん」と呼ばれているのです。
元ニフティの方、アナログゲームの付き合いの方はハンドルである「まりりん」の名で呼びますので(もちろん自らそう名乗っているからです)、幾つも呼び名が出来てしまいました。

そして新たな呼び名が某メタバースでのキャラ名です。
メタバってのは基本アバターコミュニティですので、ミクシィやニコッとタウン等と変わりません。なので、ニコッととハンゲームでも登録したPNを、さらに単純化させた名で使うことにしたのです。もちろんいずれもキャラの性別として男性を選択したからでもあるのですが。
当然と言えば当然の流れで、幾つもあるコミュニティでも新しいものに費やす時間は多くなります。故にPNである「愁」での時間が長いということです。
それはそれでよいのですが、問題がでてきました。

実はハンドルである「まりりん」を使うのが躊躇われるような気がしてきたのです。

本来モノを書くときの名前ではない、いわゆる「中の人」としての名前です。
しかし…「まりりん」と言う名はとてもたくさんの人が使ってもいます。もちろん大勢の中に埋もれることや同じ名を使っている人の傾向(アダルトな女優さんや不思議ちゃん系主婦?)とかに思うところがあるのは否めないのですが、それだけでないような。
PNである「愁」が中の人を侵食してきたからなのか?
モノカキとしての意識の問題か?
はたまたジェンダーの問題か?
ともあれ、ときどき「まりりんの名で書く」ことを辞めたくなるのです。
…記事を書く数が減ったことは別問題ではありますけどね。

何気に、これってアイデンティティーのゆらぎか、なんて思ってみたりするのでした。

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